“以前に私は「横着をするための労力を惜しんではいけない」という 信条に基づいて、Unixの環境整備や作業のノウハウの蓄積にいそし んでいたのだが、ある日「横着をするための労力を惜しんではいけ ない、という口実で現実逃避してしまう」という法則を発見してか らは左記の信条は撤回することにした。”
横着プログラミング第3回:履歴マニア
“cons 関数の名前は特に非合理的なものではない。この名前は `construct’ という単語を略したものである。一方、car と cdr の名前の由来は難解である。car は `Contents of the Address part of the Register’ というフレーズの頭文字から来ており、cdr (`could-er’ と発音する) は `Contents of the Decrement part of the Register’ というフ レーズから来ている。これらのフレーズは、Lisp が開発された頃の極めて初期 のハードウェアの特定の部分に基づくものであるが、単に時代遅れであるという だけでなく、実に25年以上もの間、Lisp に関わる人々にとって全く見当はずれ のものであった。だがしかし、これらの関数をもっと合理的な名前で呼ぼうとし た学者も何人かいたにも関わらず、現在でもこの古い用語が使われている。”
http://www.math.s.chiba-u.ac.jp/~matsu/lisp/emacs-lisp-intro-jp_8.html
SICPを読んでいる最中に気になって調査。
“情報は力である.富を築くのも失うのも,この世界通貨たる情報しだいである.そこで私たちは,情報が多いほど力も強くなると堅く信じて,情報の入手にやっきになる.
しかし,現実はまったく正反対であることがわかってきた.がつがつ食べ過ぎると,データと情報,事実と知識,それぞれの明確な境界が曖昧になりはじめる.私たちの認識回路はショートする.人間がイメージを伝達し処理する能力には限りがある.つまり,世の中の認識には選択が伴うという・で,それは必然的にゆがんだものになる.”
“私たちはあたかも,喉が渇いた人が,消火栓から杯で水を飲めと命じられたようなものである.利用できる情報の多さそのもの,そして,それがしばしば伝えられる方法のために,ほとんどの情報は私たちにとって無用のものになる.”
“その教訓は常にこういうことだ.つまり,弱点は悲劇の原因ではない.むしろ,英雄の弱点との関わり方が,その破滅の元凶になる,ということだ.英雄の冒険の根幹には,潜在的に悲劇を生むような欠点や弱点は,その英雄によって信奉され,まさに英雄であることの要素として,つまりその英雄自身の一部として,受け入れられなければならないという発想があった.この現実を忘れたり否定したりすることが,悲劇の触媒になった.”
“ビジョナリーな人は,自分のひどい感情を作ろうようなことはしない.彼らは経験から学び,目標を達成することこそ,繕うことだと信じている.つらさを感じながらも,その瞬間の苦悩よりも,そのときに作り上げようとしていることを大切にする.自分の夢には実現するだけの価値のある,そして今の今,どれほどつらい気持ちを味わっていても,自分はその実現のために欠かせない役割を担っている,と彼らは信じている.”
“「常に成功の礎になっているのは,自分の目の前にある今の仕事を着実に仕上げる姿勢であって,自分にはまだCEOの仕事が与えられていない,という現実への怒りではない.実際驚くべきことだが,とりわけMBAの人たちにその現象を見る.彼らはみな,自分にはMBAの資格があるから,来週(までには)少なくともシニア・バイス・プレジデントの椅子が与えられてもよいはずだ,と考える.ところが,彼らに要求されているのは,現実に何かよい仕事ができるというその実力を証明してみせることだ」とペンホートは言っている.”
“多くの人たちは自己啓示を待っている.ことがこのように運ぶことはめったにない.現実には,何とも言えない日々,試行錯誤と苦難の日々が何年も続くのが普通だ.努力しても望ましい結果が得られない,しかし本物に少しずつ近づいている,しだいに熱が入ってくるのを感じる,そんな日々が続くのだ.これは表現しがたい点と点をつなぐような現象なのだ.”
“死んでいるという視点から,自分の財産や人間関係を視覚化すると,うまくすれば自分が本当に大切にした人やものが見えてくるだろう.これはそうしたことを考えるためのある種乱暴な方法ではあるけれども,実際に考えたとき,それでも大切なものが何なのかを理解できるのは興味深いことだ.”
“「リーダーとは,自らの価値観をゆがめてまで相手に認めてもらおうとはしない人のこと,そして自分の内面にあるものごとに対する独自の感覚に忠実に生きている人のことです.だから,リーダーの立場になることと成功とが一致しない場合がしばしば見られます.成功とは,一般的な観点から定義されるものなのです.企業の文化に対して,それ自体が期待するものを与えれば,企業の文化は報いてくれる.一方,企業の文化に対して,それ自体が期待しているものではなく,必要としているものを与える人,それこそがリーダーです.」”